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2006年 12月








12月20日(火)

「スローリビング」の3号目が発売中です。
今回の特集は「巣づくり」。
書店で見かけたら是非手にとってみて下さい。
「お茶碗家族」も3回目。
少しだけキャラクターが手に馴染んできました。
僕は、同じ人物を描くのが苦手なので、マンガって意外と時間がかかってしまいます。
まぁ、ただ、下手なだけなのですが、、。


全然関係ないけど、ELECのレコードが続々とCD化!
2006年の秋までに、約70タイトル!が復刻されるらしい。
古井戸が、拓郎が!
最近、CDの購入を控えていたのに、また買ってしまいそう。
物欲が、、、。



12月14日(水)

夏に玄関先に置いたままにしていた、睡蓮の鉢の水が氷っていました。
冬も本格的ですね。いやだなぁ。

数年前、一人暮らしの友達の部屋に遊びに行った時、ドアノブにカバーが被せられていてバカにしたことがありました。
(しかも、実際は回しにくい為、ドアの下に落ちたままになってたし。)
もう随分前から、そんな風景を見たことがなかったのと、ドアノブカバー(って呼ぶのでしょうか?)の必要性が、全く理解出来なかったからです。
ドアノブは回しにくいし、決してかっこ良いものでもありません。
ということで、僕は昭和のオシャレの一種として認識していたのですが、今日、ハッ!と気付いたのです。

というのも、ウチは築40年程経つ木造。
家の中でも凄く寒いのですが、ドアノブを掴むと、つっ冷たい!
慌てて手を引っ込めた程です。
そこで、「なるほど!だから毛糸のカバーをつけたりするのかっ!」と気付いた訳です。
だからといって、「回しづらい」という決定的な弱点の為、その存在を認めるつもりはないのですが。

ドアノブ業者の方には、ゴムや木などの、あまり冷たくならないような素材で作ることをオススメします。
でも近頃は、こんな寒い家は少ないと思うので需要はないでしょうか。




12月9日(金)

地味に続いている自伝読書ブーム。
最近読み終えたのは「二人で少年漫画ばかり描いてきた〜戦後児童漫画私史〜」。
これは藤子不二雄の自伝的なエッセイ集です。
現在は絶版みたいですが、図書館にあり読むことが出来ました。
この本は良いです。
とくに、まんが「マンガ道」が好きな人にはオススメです。
当時の様子が、「マンガ道」とはまた違った視点から語られています。
僕が興味深かったのは、アニメ会社「スタジオゼロ」の設立のところ。
オバケのQ太郎の誕生の経緯なんかも語られています。
何より、当時の熱気が伝わってくる、読んでいて鼻息が荒くなるような、そんな本でした。

こんなふうに僕はここ数年、図書館をかなり活用しているのですが、本当に図書館って素晴らしい施設ですね。
ない本はリクエスト出来るし、 現在では絶版の貴重な本も、あれば借りて読むことが出来ます。
閲覧も、もちろん、し放題。
CDも貸してもらえます。(セレクションが微妙ですが)
とくに僕の住んでる市では、近頃、図書館のホームページから、書籍の検索も出来ます。
そして、その本が、市内のどの図書館にあり、貸し出し可能かどうかまで分かるのだから、凄いことです。

今回借りた本は赤塚不二夫「これでいいのだ」







12月4日(日)

普段のんびりしている僕も、年末のせいか何となく気忙しい毎日を送っています。

先週は「スローリビング」のマンガ「お茶碗家族」を描いたり、幼児誌のためのキャラクターを生み出したりしていました。

今回の「お茶碗家族」は前回の半分程のスペースですが、時間は倍近くかかってしまいました。
マンガって難しい。

そういえば、マンガを描くことが難しい事を初めて体験したのは随分前。
そう、それは小学生の夏休み。
従兄弟たちと4人でマンガ雑誌を作ったことがありました。
B5くらいの紙を半分に折ってホッチキスでとめただけのものでしたが、折り込みポスターなどの付録付き。
毎日2冊発行!
雑誌の名前は「ジャンデー」と「サンプ」。
僕はたしか「みどりマン」と「バケツマン」というヒーローもののマンガを描いていました。
話も絵もヘナチョコ。
はじめて描くマンガは思うようにはいきません。
なかなか描けずにいると、編集長から催促の電話が。
編集長は当時低学年だった(と思う)一番下のいとこで、
「おたくの原稿、遅れてるんですけどねぇ」と、エラそうなかんじでかかってくる。
僕も人気マンガ家(という設定を演じてる)なので「すいません!もうすぐ出来ますんで!」と言って慌てて仕上げて、近所の従兄弟の家まで走って届けるという、、。

そんなことで、なんとか出来上がった本を、従兄弟のおばさんに無理矢理買ってもらってました。(読者はそのおばさん1人)
でも、みんな日刊連載があまりに辛く、3号くらいで廃刊になりました。


写真はユーフォーキャッチャーの景品の「のりスタ!」のぬいぐるみ。
残念ながらまだ、実際に売ってるところは見た事がないのですが、発売中みたいです。
この写真の他にもエコちゃんやプロペイなど、いろんな種類や大きさのがあります。




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