11月18日(金)
近所の方から石油ストーブをもらいました。
かなり昔のもので、製造年月日を調べると、僕の年令よりも上でした。
でも、まだまだ現役で、ゆっくりと部屋を暖めてくれます。
考えてみると、僕が子供の頃、自宅では石油ストーブが活躍していました。
ストーブの上で、おもちや干し芋、酒の粕なんかも焼いて食べたりしたものです。
余談ですが、「酒の粕を食べる」という習慣はあまり聞きませんが、これは僕の地方だけなのでしょうか?
酒の粕を少し焦げ目がつくくらいに焼いて、砂糖をつけて食べます。
僕はあまり好きではありませんでしたが。
話をもどして石油ストーブです。
随分前から、僕の生活の中に石油ストーブは無くなっていました。
一人暮らしをするようになってからは、アパートでは禁止されてたし、実家もいつの間にかエアコンに変わっていました。
だから、今回頂いた石油ストーブを最初に扱う時は、かなり慎重に扱いました。
タバコを吸わない僕は、マッチやライターを使うのも久しぶりです。
そこで考えました。
今年、新居を建てた兄姉の家はオール電化だそうです。
兄姉の家が特別では無く、最近はそんな家が増えてきていると聞きます。
そうなると、石油ストーブどころか、ガスレンジも使わない。
しかも最近はタバコを吸わない人が急増中。
焚火なども出来る場所は、これからどんどん限られてくるでしょう。
そんな環境で育った子供たちは、いつ「火」と出会うのでしょう?
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